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2013年2月20日水曜日

国内デジタル軟包装印刷市場の最前線!

2月19日〜22日、東京ビッグサイトで開催されている「国際PB・OEM開発展 2013」では、日本HP社のブースを中心に国内でデジタル軟包装印刷サービスの最前線が紹介されています。この展示会では、HP社製デジタル印刷機 Indigo のラベル・パッケージ用ロール機を導入・活用しているおよそ20社の印刷会社が、事業拡大を目指して特徴ある印刷サービスを提案しています。

HPのご担当者や出展各社にお伺いしたお話から、国内デジタル軟包装印刷サービスについて以下の様な現状が見えてきました:

  • 国内の軟包装印刷市場においても10年以上前からデジタル印刷への取組みが進められていて、既に市場には多くのデジタル印刷による軟包装パッケージが導入されている:
    • 月産 40万メートルの印刷会社もある。
    • 新たにデジタル印刷機を導入するケースも続いている:
  • グラビア印刷サービスを提供している会社が、顧客の小ロット・多品種ニーズに対応する形でデジタル印刷機を導入したケースが目に付く:
    • 商材は、お茶やお米、健康食品など、商品の価格に占めるパッケージ費用の比率が比較的低めなものが中心。
    • 小ロット・多品種に対応したサービスを始めた結果、新たな顧客の開拓にも成功しているケースも多い。
  • 今回の展示会では、パーソナライズ型サービスも紹介されている:
  • パッケージをご提供することに加えて、発注企業のマーケティング/コミュニケーションを支援するサービスを提案している印刷会社もあった:
  • デジタル印刷機導入の際には、フレキソ印刷機もあわせて比較するケースが多い:
    • デジタル機を導入した印刷会社では、フレキソ印刷機の環境対応性や安全性よりも、小ロット・多品種対応力の方が市場性が高いと判断したと考えられる。
  • デジタル印刷機を導入する際には、HP社以外の製品を検討するケースは少ない:
    • 海外では、Xikon(ザイコン)社製品やdotrixなども導入・活用されている。
  • 昨年のdrupaで発表されたB2サイズに対応したロール機 Indigo 20000 に対する興味は大きい:
    • これまでよりも大きなサイズのパッケージを生産できるようになるため。
    • 国内1号機(アジア1号機)は、今年10月に精工(大阪・大阪市)が導入予定。

次回のブログでは、こうした現状から伺えるデジタル軟包装印刷サービス市場の新しい市場機会について分析したいと思います!

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