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印刷物をもっと「つくる」「使う」「残す」ためのサービスを提供するブライター・レイターは本日(2025年4月1日)、古今東西の名作グラフィックデザインの著作権を保護・管理しつつ、Webやアプリなどを通じて広く配信できるサービスを6月(予定)に開始することを発表しました。
このサービスを使うことで、人々は生活の場・働く場を快適にしたり創造的にしたりできます。名作グラフィックデザインへの理解を深めることで、アート思考力・デザイン思考力を高め、課題を把握・解決する能力を育成することもできます。
ポスター、チラシ、パンフレット、レコードジャケット、パッケージ・・・これまでたくさんの素晴らしいグラフィックデザインが制作され、多くの人々に愛されてきました。また、パソコンやスマホ、テレビ、プロジェクター、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)、デジタルサイネージなど、デジタルデバイスの表現力も大きく高まっています。
今回提供を開始するサービスは、古今東西の名作グラフィックデザインを様々なデジタルデバイスでご活用いただくためのものです。これまで、多くのグラフィックデザインは『紙』ベースだったため、また著作権の保護・管理が(音楽ほど)行われていないため、デジタルデバイスでの利用はそれほど進んできませんでした。
そこで今回ブライターレイターは、デジタル化されたグラフィックデザインを著作権を適切に保護・管理しながら提供できるサービスを開始することにいたしました。著作権料には、グラフィックデザインを利用中に配信される広告料、あるいは広告の入らないサブスクリプションサービス(以下、サブスクサービス)利用料の一部があてられます。
今後増加が見込まれる AIの学習用途では、著作権者の利益を守りながら適切に利用されるよう、AI開発会社と共同で取り組んでいきます。さらにサブスクサービスでは、生成AIで作成された画像と既存グラフィックデザインとの類似度チェック/著作権侵害レベル判定機能も利用可能となる予定です。
サブスクサービスでは、著名デザイナーやアーチストが選んだグラフィックデザインなどを楽しむこともできます。音楽配信サービスと連携して、使用しているグラフィックデザインにぴったりな音楽/聴いている音楽にぴったりなグラフィックデザインをAIで自動的に選ぶことも可能です。
このサービスは既存の名作だけでなく、今制作されている、そしてこれから生まれてくるグラフィックデザインにも門戸を開いています。例えば、新製品・新サービスのポスターやチラシ、パッケージなどのグラフィックデザインを、企業の広報宣伝部門やデザイナーご本人が投稿することもできます。世界中のグラフィックデザインを学ぶ学生や新人デザイナーによる作品の投稿も大歓迎です。
このサービスを通じて、ブライター・レイターはグラフィックデザイン分野におけるYouTube/ TikTokを目指します。現在、6月のサービス開始に向けてさらなる名作グラフィックデザインデータの収集や著作権保護・管理の仕組みのブラッシュアップ、サービスメニューや広告メニュー作成などを進めています。ただ、4月1日発表のサービスなので、実現できない可能性も多々あることをご理解いただければ幸いです。