印刷物をもっと「つくる」「使う」「残す」ことを支援する、ブライター・レイターのブログです。
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2018年7月30日月曜日

IGAS2018速報!(9). . . AI関連

  • グーフ Director on Cloud (D.o.C.)


  • 富士フイルム Jet Press 750S 内蔵検査装置オプション:


2016年12月30日金曜日

スマート工場はdrupa2020でどう進化するのか?

drupa2016では、データをもとに自分で考える「スマート工場」も話題のひとつでした。自動化・省力化・スキルレス化が進んだ機材を組み合わせて各生産工程を最大限効率化し、さらにクラウドのデータをもとに工場全体の最適化を行う。そんな「夢の工場」がさまざまなブースで紹介されていました。

では、次回drupa(2020年開催)では、このスマート工場はどのように進化するのでしょうか。もちろん、さらなる生産工程の効率化は進むでしょう。ただ、それ以上の進化も十分に期待できます。

例えば、『紙媒体の適切な使い方を提案できる工場』への進化。印刷会社内には、クリエイティブや使用した用紙、コストなど、すでに生産した印刷物に関するさまざまなデータが蓄積されています。これらに顧客が持つ印刷物を活用したキャンペーンの成果など効果に関するデータを組み合わせることで、紙媒体の適切な使い方を予測・提案できるさらにスマートな工場に進化させることができます。この工場では、2016年のキーワードのひとつであるAI(人工知能)がフル活用されるでしょう。

あるいは、『職人と AI がお互いに刺激しあう工場』への進化。私は、AIは必ずしも職人を置き換えるものではないと考えています。むしろ、職人に刺激を与え、その技にさらに磨きをかけるための弟子のような役割を果たすことを期待しています。同時に、AIにとっても職人は精度を高めるための師匠となるでしょう。drupaでは、そんなスターウォーズのような(笑)職人とAIがお互いに刺激しあうスマートな工場の提案があるかもしれません。

『他社事例から学習できる工場』への進化も十分に考えられます。工場をさらにスマートにする方法のひとつに、他の印刷・加工会社のデータを活用することがあります。学習用データは多ければ多いほど、その効果は高くなりますから。また、他社データを活用することで、例えば自社設備の稼働ランキングもわかるようになるといったメリットもあります。ただ、お互いの工場訪問や協業に熱心な印刷業界ですから、もしかしたら、こうした他社事例から学習できるスマートな工場はdrupa前に登場するかもしれません。

他にも自社の『営業戦略を提案できる工場』『設備投資計画をアドバイスできる工場』『物流を最適化できる工場』『適切なセキュリティレベルを管理できる工場』など、さらなるスマート化の方向性としてさまざまなものが考えられます。drupaでは、どんな方向性への進化が提案されるのでしょう?今からとても楽しみです (^ ^)

2016年9月29日木曜日

『印刷 x AI 』だョ!全員集合

世間ではすっかりAI(人工知能)流行りですが、印刷の分野にAIを活用することで以下のような進化を実現できます:

  • 集客力の強化
  • 制作・生産工程のさらなる自動化・スキルレス化
  • マスカスタマイズ(一品大量生産)対応力の強化
  • 印刷サービスのグローバル展開
  • 経営のさらなる合理化、など

その際には、例えば以下のようなAIが活躍します:

  • AI Web Marketer for 印刷通販:
    • 自動的にバナー広告を制作・運用し、非常に効果的に集客してくれるAI。
  • AI Graphic Designer/ AI Editorial Designer:
    • 対話を通じて、期待通りあるいは期待以上の印刷物を自動的にデザインしてくれるAI。
  • AI Color Manager:
    • 異なる機種間はもちろん、複数の印刷会社間でも正確に色を管理してくれるAI。BCPにも活用可。
  • My DM:
    • AIを活用することで、受け取られた方が「これは私のDM!」と感じる効果の高いDMを提供するサービス。
  • AI Global Business Development Manager:
    • 印刷サービスを他言語展開・多文化展開してくれるAI。
  • AI 印刷設備投資アドバイザー:
    • 設備の稼働状況や営業活動状況をもとに、最適な印刷設備投資についてアドバイスしてくれるAI。

印刷以外の分野を見ても、AIの開発・活用は始まったばかりです。上記のようなAIやAIを活用したサービスもまだ取り組み始めたばかりで、どこまで実現できるか正直分かりません(笑)ただ、今から始めれば、誰よりも先にAIを武器にした新しい競争のルールを印刷市場に持ち込み、売上・利益を大きく伸ばせる可能性は十分にあります。

ブライター・レイターでは現在、AIで印刷市場にイノベーションを一緒に起こしたいやんちゃな(笑)パートナーを大募集しています!


あなたは、2020年までに成長事業を構築できるか?

これは、拙訳書「未来を創る」(JAGAT刊)の中で「おそらく本書で最も重要な質問」として挙げられているものです。『印刷 x AI 』は、2020年までに成長事業をつくる有力な方法のひとつだと考えています。

AIで印刷ビジネスを進化させたい印刷会社、そのためのシステムを提供したい印刷機材メーカー、印刷を愛するAIベンチャー企業など、2020年までに成長事業をつくりたい皆さまからのご連絡を心よりお待ちしております (^ ^)

2016年5月20日金曜日

『スマート作業着』開発パートナー絶賛募集中!

国際印刷機材展 drupa2016 開催まで残り約10日となりました。
drupaに限らず、「Industrie 4.0(インダストリー4.0)」や「スマート工場(考える工場)」という言葉を見たり聞いたり読んだりする機会は増えています。このような流れに乗って工場がスマートになっていく中、工場を管理する方や工場で働く方はどのように「スマート」になれば良いのでしょうか。

そこで、ブライター・レイターでは、工場スタッフの体型も含めた(!)スマート化を実現する「スマート作業着」の開発に取り組みたいと考えています。そして、開発に当たっては、以下のような最新テクノロジーの知見を持つ皆さまのご協力を必要としています:

  • パワードスーツ
  • HoloLens のような没入しない VR
  • AI(人工知能)
  • スマートヘルスケア/ HealthTech
  • MarTech (Marketing Technology)
  • FinTech、など

スマート作業着を使うことで、会社の社長や工場のスタッフは以下のようなメリットを得ることができます:

  • 年齢・性別・話せる言語・経験を問わず即戦力になる!
    • 工場の地方展開・グローバル展開が容易になる!
  • どんどん健康になれる!
    • 体型も(健康的に)スマートになる!
  • ミス・ロスがなくなる!
  • 作業効率が高まる!
  • 工場の稼働率が高まる!
  • 工場そのものがどんどんスマートになる!
  • 会社全体がスマートになる!、など

このスマート作業着、モジュールを変えたりすることで、工場以外にも以下のような「現場」での活用を想定しています:

  • 農作業
  • 福祉・介護
  • 医療
  • 教育
  • 工事・建設、など

多分に妄想混入率(笑)が高いお話しですが、せっかくの新しいプロジェクトなので大きなスケールで考えたいと思っています。市場規模も大きいように想像できますし。とても刺激的で面白いプロジェクトになること請け合いです (^ ^)

このプロジェクトにご興味をお持ちくださった方、お気軽にお問い合わせください。特に、資金提供のお申し出は大歓迎です(笑)。来年とか再来年の South by Southwest などで試作品をご紹介できたら面白いですね。

腕に覚えのある皆さま、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします!

2015年4月2日木曜日

MarTech Conference 2015 Day 2:MarTech分野のホットトピック編

MarTech 2015 2日目は、このイベントの主催者 Scott Brinker氏こちらのMarTech関連ブログをマイクロソフトが買収したという、スコット氏とマイクロソフトが共同で出したプレスリリースの紹介から始まりました。

しかし、これはエイプリルフールの嘘。さすがアメリカ、忙しいのにこういうことにも真剣に取り組むのですね(笑)。ただ、これまでMarTech分野はベンチャー企業が牽引してきたのですが、オラクルやセールスフォース、アドビなど大手企業がベンチャー企業の買収を通じて存在感を高めているので、本当だと思った方も結構いらっしゃったようです。

さて、昨日はあまりMarTech Conferenceの内容と関係のないお話でしたので、今回は2日間のセミナーと展示会での取材を通じて見つけた、MarTech分野のホットトピック(と個人的に面白かったトピック)をご紹介したいと思います:

  • MarTechの効果を最大化するために考慮すべきこと:
    • Vision, strategy(ビジョン、戦略)
    • Experience design(顧客経験のデザイン)
    • People/ Organization/ Leadership(人材/ 組織/ リーダーシップ)
    • Listenning(顧客の声に耳を傾けること)
    • Ecosystem(エコシステム)
    • Privacy friendly(個人情報に配慮した)、など
  • マーケティングソリューション:
    • Marketing Automation(マーケティングの自動化):
      • Visual Marketing Automation(写真や動画を使ったマーケティングの自動化)
      • Retention Automation(既存顧客向けマーケティングの自動化)
      • Persuasion Automation(説得力のある文章の自動的な生成)、など
    • Prediction(予測)
    • Lead generation(見込み客の洗い出し)
    • Mass-Personalization(大量のパーソナライゼーション)、など
  • ソリューションを実現する最新テクノロジー:
    • Artificial Intelligence(人工知能)
    • Machine Learning(機械学習)、など
  • これからのMarTech:
    • AdTech/ MarTech/ MadTech (Mad = Marketing + Ad)
    • MarTech企業のあるべきビジネスモデル
    • マーケティング予算に占めるMarTechの比率予測、など

こうやって書き並べてみると、本当に幅広いトピックがカバーされたことが分かります。どおりで、理解しきれなかったことが多かった訳です(笑)

では、これらは日本の広告主や印刷会社にとってどういう意味を持つのでしょうか。また、MarTechを取り入れて大きな成果を出すためには、どうすれば良いのでしょうか。これらについてはまだ頭の中が整理されていないので、飛行機の中などでじっくり考えたいと思います。

上記のトピック、あるいはその他MarTechについてご興味のある方は、お気軽にお声がけください (^ ^) 一緒に新しいマーケティングの世界を切り開きましょう!