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2021年4月20日火曜日

2019年2月12日火曜日

BL流 page2019速報(9)その他後加工機

Rollem Insignia7

2018年8月3日金曜日

IGAS2018速報!(15). . . 紙器・パッケージ市場向け後加工機

  • オーシャンテクノロジー ダイカットマシーン OT-D760 @FFGSブース:


  • Apressia DC105 @小森コーポレーションブース:
    • 菊全判寸延自動平盤打抜機


  • Rollem Insignia 7 @コニカミノルタブース:
    • ロータリーダイカッター


  • オーシャンテクノロジー オートブランキングシステム OT-ABS-S/ OT-ABS-W:
    • OT-ABS-S は FFGSブースに展示
    • OT-ABS-Wはオーシャンテクノロジーブースに展示


  • Apressia MB110E @小森コーポレーションブース:
    • ハイパフォーマンスブランキングシステム


2016年4月28日木曜日

drupa2016に向けて:連続紙用デジタル後加工機の動向 〜 Hunkeler社の場合

日本からもたくさんの印刷業界関係者が参加する2年に1度のイベント Innovationdays を主催するスイスのHunkeler(フンケラー)社は、連続紙(ロール紙)用デジタル印刷向け後加工機材(デジタル後加工機材)メーカーです。

Hunkelerは、今回のdrupaでも大きな存在感を示すことが期待されます。drupa向け発表資料(PDF, 英文)を読むと、特に以下の方向に進化した連続紙用デジタル後加工機が展示されることが分かります:
  • 可変対応力強化(1部づつ異なる印刷物の加工が可能に)
  • 高速化
  • 自動化

さて、Hunkelerは展示方法も特徴があります。例えば、最新機材を1点ずつ紹介するのではなく、特定市場に向けたソリューションとして展示する方法です。今回も、Hunkelerブースでは、以下のようなソリューションが紹介されます:

また、Hunkelerは、デジタル印刷機メーカーや他後加工機メーカーのブースに後加工機を置くことにも積極的です。今回のdrupaでも、例えば以下のようなブースに機材を展示し、デモを行う予定になっています:


このようにさまざまなデジタル印刷機と連携し、多様なアプリケーション(印刷物の種類)に対応した後加工機を提供しているHunkeler社ですが、例えば以下のようなカバーしていない分野も見受けられます:

  • パッケージ:紙器、軟包装ともに
  • B1・B2サイズ枚葉式デジタル機、など

もちろん、drupa会場に行けば隠し球的に展示されている可能性もあります。しかし、「連続紙のページ物(書籍・冊子・雑誌など)や新聞、DMなどの商業印刷物」のソリューション・連続紙用デジタル後加工機に特化する戦略をとる可能性も考えられます。

では、他のデジタル後加工機メーカーの「パッケージ」や「B1・B2サイズ枚葉デジタル機」向けの機材はどうなっているのでしょう?次回は、こうした部分をチェックしたいと思います。
お楽しみに!

2016年3月29日火曜日

drupa2016に向けて:デジタル後加工機もパッケージ分野が注目!

drupa2016では、後加工機でもパッケージ市場向けが注目されることが見込まれます。パッケージつくりには加工が不可欠ですから。特に、小ロットやバリアブル(可変)を得意とするデジタル印刷向けの後加工機(デジタル後加工機)は要チェックです。

昨年9月に開催された国際印刷機材展 IGAS2015 で発表され、すでに発売されているパッケージ向けデジタル印刷後加工機(のいくつか)を「加工の種類」で分類したものが、下図になります。なお、これらの仕様など詳細につきましては各リンク先をご確認ください:


さて、これらに共通する特徴として、例えば以下のような点が挙げられます:

  • 紙器パッケージ向け(枚葉型)
  • ハイブリッド対応 = オフセット印刷物・デジタル印刷物の両方に対応
  • B1・B2サイズに対応

drupaでは、これらの特徴を備えたデジタル後加工機がたくさんのメーカから提案されることが見込まれます。さらに、以下のような機材が紹介されることも期待されます:

  • 軟包装向けデジタル後加工機
  • デジタル印刷にも対応したオフセット印刷向け後加工機:
    • 「デジタル印刷対応評価済み オフセット印刷向け後加工機」というか
    • B1・B2サイズ対応機を中心に
    • スキルレス対応も進化:
      • 職人さんでなくても品質の高い加工が可能に
  • ハイブリッド対応したパッケージ向けワークフローシステム、など

また、ニス加工・箔押し・抜き・筋入れ以外のデジタル後加工機も増えることを期待しています。個人的には、「小ロットが得意な合紙機」が発表されればと良いなと思っています。たくさんの色の薄い紙を貼り合わせた厚紙を使えば、切り口も魅力的な紙器ができるからです。

後加工機メーカーの皆さん、ご検討のほどよろしくお願いいたします!そして、開発の際にはぜひお声がけください (^ ^)