新規印刷サービスのデザイン/既存印刷サービスの再デザインを専門とするブライター・レイターのブログです。

2021年4月1日木曜日

新サービス「アートポスター定期便」提供開始のお知らせ 〜 コロナ時代のオフィスは『アート思考力』を高める場所に

注)最後までお読みください。 

コロナ禍で人々の行動や考え方が変わる中、『アート思考』が大きな注目を集めており、『アート思考』を商品やサービスの開発に取り入れている企業も増えています。また、リモートワークの広がりを受けて、オフィスの役割の見直しも進んでいます。

こうした状況を背景に、ブライター・レイターでは企業向けの新サービス「アートポスター定期便」を開始いたします。このサービスは、これまでに制作された名作・傑作と呼ばれるアートポスターをオフィスに毎月お届けすることで、オフィスを社員そして会社全体のアート思考力を高める場所へと進化させるものです。

届いたポスターは、創造性が求められる会議室はもちろん、多くの社員の目に触れるオフィスのエントランスや休憩スペースなどに飾っていただけます。お届けするポスターは、その会社の事業内容や社風、ターゲット顧客層、社員のアート思考レベル、などの情報に基づいて、当社が独自に開発したAI(人工知能)が選んだものになります。

お手元に届くポスターは、これまでに制作された絵画展、映画、音楽、演劇などの美しい告知ポスターだけでなく、名作企業ポスターなども含まれます。ポスターは返却する必要はなく、そのまま御社でお使いいただいたり、それを気に入った社員の方に持ち帰っていただりできます。

お送りするのは基本毎月1枚ですが、飾りたい場所が複数箇所ある場合には、その枚数分お送りすることも可能です。また、お送りするのは複製ポスターですが、特に気に入っていただいた場合には(複製ではない)オリジナルポスターを販売することもできます。

今回はアートポスターですが、今後は写真作品や版画作品などの定期便も計画しております。また、アートに興味をお持ちの社員向け「定期便」の開発も進めております。ぜひ、このサービスを活用することで社員お一人お一人そして会社全体のアート思考力を高め、コロナ禍を乗り越えていただきたいと存じます。

なお、現在は社員のアート思考レベルを測定する手法やオススメのアートポスターを選ぶAIの最終的な調整を進めている段階ですが、調整が終わらない場合にはサービス提供を中止することもあります。ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

#AprilFool
#AprilFoolsDay


2021年2月15日月曜日

ブライター・レイター流 page2021オンライン 展示内容まとめ

印刷メディアビジネスの総合イベント page が、今年(2021年)はオンラインでの開催となっています。今回は、page2021オンラインの展示内容をブライター・レイター流にまとめました。ご参考になれば幸いです。

注)記事中のリンクからは、page2021オンライン内の該当ページに飛べるようになっています。ただし、各ページを見る際には page2021への入場登録(無料)が必要になります。また、各ブースでの「名刺交換」が必要になる場合もあります。UXがあまり良くなくて申し訳ありませんが、page2021オンラインの仕様ですので、ご理解いただければ幸いです・・・


2021年1月4日月曜日

印刷会社への2021年提言:全国の仲間と切磋琢磨しよう!

明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願いいたします。

2020年、印刷市場はコロナ禍により大幅に減少し、また質的にも大きく変化しました。こうした量的・質的な変化は様々な仕事で、そして広く全国で生じました。変化の多くは、コロナ禍がおさまった後も残ることが見込まれます。

印刷会社がこうした変化を乗り越えて売上・利益を伸ばすためには、全国の仲間と切磋琢磨することが求められます。仲間同士でオープンに知見やアイデアを交換したり議論したりすることで、(自社だけで取り組んだ場合よりも)工場や営業の生産性をもっと高めることができます。顧客開拓力を高めることやさらに良い顧客体験を提供することも実現できるでしょう。

切磋琢磨を通じて、仲間との信頼感を高めることもできます。その信頼感は、生産設備のすみ分け・共有や顧客の共同開拓、合同での働き方改革など、さらに進んだ協業、より効果的な協業を実現する推進力となるでしょう。

仲間との切磋琢磨を効果的・効率的に進めるに当たり、デジタルを活用することも有効です。ブライター・レイターでも現在、全国の印刷会社が切磋琢磨するためのプラットフォームを企画しております。こちらもぜひご期待ください。

2021年も厳しい市場環境が続きそうです。しかし、「笑顔と勇気」を忘れずに全国の仲間と切磋琢磨することで、コロナ禍を乗り越え、売上・利益を伸ばしましょう!

2020年12月14日月曜日

2020年発表/発売の主なデジタル印刷機材

2020年、世界最大の印刷機材展 drupa は延期されましたが(結局中止になりましたね・・・)、印刷機材メーカーは多くの新製品を発表しました。こちらでは、2020年に発表/発売された主なデジタル印刷機材をリストアップしました。ご参考にしていただければ幸いです。

なお、こちらのリストから漏れている新製品がありましたら追加いたしますので、お手数ですがご連絡いただければと思います:



2020年10月5日月曜日

drupa 2021 への出展を取り止めた主な企業 まとめ(随時更新中)

 2021年4月20日〜4月28日、ドイツ・デュッセルドルフで世界最大の印刷機材展 drupa 2021 が開催されます。しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で出展を取り止める企業が出てきています。こちらの記事では、出展取り止めを発表した主な企業をまとめています。ご参考までに。

【参考1:drupa 2016 出展面積上位 10社】
  1. HP
  2. ハイデルベルグ
  3. キヤノン
  4. Landa(3位と同面積)
  5. コダック
  6. コニカミノルタ
  7. ゼロックス
  8. KBA
  9. 小森コーポレーション
  10. ボブスト

【参考2:出展の意向を表明している主な企業】

2020年9月1日火曜日

「コト売り」から『進歩売り』へ! 〜コロナ時代の印刷会社の成長戦略〜

リーマンショックの際には「モノ売り」から「コト売り」へと進化することで、印刷会社は困難を乗り越えました。そしてコロナ禍では、「コト売り」から『進歩売り』へのさらなる進化によって、持続的成長を実現できる体質・体力を手に入れることができるでしょう。

「進歩売り」とは、顧客や「顧客の顧客」がコロナ禍を乗り越えるために成し遂げたい『進歩』を見出し、理解し、その実現のために購入・使用されるプロダクトやサービスを提供することです。進歩を売るメリットとして、以下のようなものが挙げられます:

  • すぐに始められる。
  • 小さく始められる。
  • 継続して提供できる。
  • もっと『提案型』になれる。
  • イノベーションも起こせる、など

顧客が成し遂げたい『進歩』を見つけるためには、プロセスや顧客体験、データなどの分析を通じて、顧客や「顧客の顧客」が言わないことを聞き取ることが重要です。多くの顧客・「顧客の顧客」にとって、自分の要求や希望を正確に漏れなく説明することは簡単ではないからです。

また、『進歩』を実現するプロダクトやサービスを提供するためには、機能的側面に加えて感情的・社会的な側面も考慮しながら、購入・使用に伴う体験を適切にデザインすることが求められます。あわせて自社内の仕組みや組織を進化させることで、顧客が成し遂げたい『進歩』への集中度を高めることもできます。

コロナ禍を受けて、多くの顧客企業そして印刷会社では「リモート」「オンライン化」「非接触」「社会的距離」といったキーワードに沿ってプロダクトやサービスの改善を進めていると思われます。また、「デジタライゼーション」「DX(デジタルトランスフォーメーション」「SGDs」「働き方改革」といったコロナ以前からのトレンドへの対応も求められています。『進歩売り』は、こうした流れにも適合しています。

ブライター・レイターでは、皆さまの『進歩売り』への進化を支援するサービスを提供しています。ご興味のある印刷会社さま、お気軽にお声がけください (^ ^) ぜひ、コト売りから『進歩売り』への進化を通じて、顧客と一緒にコロナ禍を乗り越え、持続的成長を実現しましょう!

2020年7月7日火曜日

2020年の印刷市場 〜「未来を破壊する」より 〜 . . . (3)

2012年、筆者は”Disrupting the Future” という本を翻訳しました(邦題は「未来を破壊する」)。この本は2010年に出版されましたが、その「あと書き」部分には2020年の印刷市場の予測が書かれていました。2020年の今、改めてこの部分を翻訳します。「未来を破壊する」とはどういうことだったのか、実際にどの程度「未来を破壊」できたのか。こうした点を確認する際の参考にしていただければ幸いです。

なお、この前の部分 (2) はこちらです


経済国政調査から、2012年と2017年の間にかつて「印刷産業」と呼ばれていたものが大きく変化したことが分かる。NAICS(北米産業分類システム)のコード323に含まれる企業数が大幅に減少したのだ。これは、「印刷」会社が何か他のものへと完全に姿を変えたことが背景にある。

ロードアイランドの地下1マイルにある WhatTheyThink経済研究所 ディレクター ジョー・ウェブ博士によれば、「我々が『印刷会社』と呼んでいた企業は、2010年代半ばごろに製造業であることを止めました。そして、印刷物と印刷物以外の両方を扱うコミュニケーション企業が、NAICSのサービス業コードにおいて見られるようになりました。これらの企業を集約すると、1990年代半ば以降の印刷産業で最も財務状況の良い『産業』であることが分かるでしょう」。

2020年になった今この10年間を振り返ると、この産業は10年前とは全く異なるものとなったことが分かる。

「我々は実際、グーテンベルグ以降で最も劇的な印刷産業の変化を目にしています」。印刷業界の伝説的な存在であるフランク・ロマノ氏の身体と切り離された脳は言います(なお、その脳はマサチューセッツ州の印刷博物館の瓶に保存されており、現在でも特別なiPhoneアプリを通じてコミュニケーションできるようになっている)。「これは、2016年にAmtrak社が乗客を乗せて運ぶサービスから家畜を輸送するサービスへと変わったことよりも、ずっと劇的なものです」。

スミス氏とAcCom社は、現在もメディアのトレンドおよびテクノロジーの最前線に立つ。「私たちは、第一世代のウェアラブルコンピュータ向けにテキストとグラフィックスを最適化した最初のコミュニケーションプロバイダーでした。コンピュータのディスプレイがまず特殊なメガネに、のちにコンタクトレンズに組み込まれた際、周囲の物理的な環境に左右されず、読めるようにデータを表示することが課題でした。そこで私たちは表示する情報を、そう、万物に対して目立つように自動変換する一連のアルゴリズムを開発しました」。2019年には、ウェアラブルコンピュータや(アップル社のiEyeのような)目に入れるディスプレイを使う無線インターネット利用者のうち、75%がAcCom社製品のユーザだと推測される。

スミス氏は、自分の成功が最先端の技術に対する飽くなき好奇心によるものだと認める。「人には『技術的な成長』、あるいは新しい技術やガジェットを求める欲望や傾向といったものがあると、私は考えています。ある一定の年齢、私が思うに30歳とか35歳を過ぎると、人々は求めることを止めてしまいます。特にあなたがビジネスリーダーの場合には、それは死を意味します」

とりわけ現在は、20年前と比較して物事がずっと早く変化します。変化がとてもゆっくりだった当時、人々は古い技術や態度にすがって逃げ切ることができました。しかし現在では、誰もそんな贅沢はできません。」スミス氏自身も今年30歳になる;彼は10年後の2030年においても、現在と同じように新しい技術に興味を持っているだろうか?

「私は、無関心になっている自分は想像できません」とスミス氏は述べる。「もっとも、世代的なものなのかもしれませんが」。10年後に彼に連絡をとり、どうなっているかぜひ確認したい。