印刷物をもっと「つくる」「使う」「残す」ことを支援する、ブライター・レイターのブログです。
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2018年10月31日水曜日

ブライター・レイター流 Japan IT Week 秋 2018 まとめ

2018年10月24日〜26日の3日間、幕張メッセにて Japan IT Week 秋 2018 が開催され、主に以下のコーナーを取材しました:
  • Web&デジタルマーケティング EXPO
  • 通販ソリューション展
  • 店舗ITソリューション展
  • AI・業務自動化展
  • モバイル活用展

会場では、「顧客のさらなる理解」「顧客へのより良い体験の提供」「リアルとデジタルのスムーズな連携」「働き方改革・人手不足への対応」「売上・利益の増大」などに役立つ以下のようなソリューションが提案されていました:
  • チャットボット x マーケティング:
    • 対話の結果に基づいたレコメンデーション
    •  Facebook広告 + チャットボット + ランディングページ

  • OCR関連:OCR x RPA, OCR x AI

  • DM x QR:
    • DMにQRを加えることで「反応の見える化」 「反応率向上」などを実現

  • ゲーム的要素の追加

  •  Smart HR:チャットボットやRPAなどを使った業務の自動化提案

  • リアル店舗の動線把握・分析
  • 顧客データの統合管理:MA, CRM
  • より的確な広告配信、など

今回もAIやチャットボット、RPAといったキーワードはたくさん見られましたが、それらを使ったソリューションはより実践的なものに進化している印象でした。印刷会社の皆さんもこれらのソリューションをうまく取り入れて、印刷サービスの競争力をさらに高めましょう!

2018年7月30日月曜日

IGAS2018速報!(9). . . AI関連

  • グーフ Director on Cloud (D.o.C.)


  • 富士フイルム Jet Press 750S 内蔵検査装置オプション:


2018年6月26日火曜日

IGAS2018の見どころまとめ

2018年7月26日(木)〜7月31日(火)、東京ビッグサイトにて国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展 IGAS2018 が開催されます。4年に1回ドイツで開催される国際印刷機材展 drupa がその時のトレンドを反映して「XX drupa」と呼ばれるのをマネて今回のIGASを名付けると、例えば以下のようになりそうです:

  • Smart Factory IGAS
  • 協業 IGAS
  • 顧客体験価値(CX) IGAS

最大のブースを構える小森コーポレーションは、ブースの中心にKOMORIソリューションクラウド KP-Connect を配置して「コネクテッド・オートメーション」の実演を行います。これは、MIS・プリプレス・プレス・ポストプレス・をKP-コネクト プロで自動連携することで、印刷工場のスマートファクトリー化を推進するものです。

また、FFGSも次世代の印刷工場「Fujifilm Smart Factory」を紹介します。これは、ブース全体を一つの工場に見立て、受注から制作・印刷・後加工までの全工程にわたって可視化・自動化・効率化を実現した印刷物生産システムになります。

デジタル印刷機材メーカー9社は、共同で Smart Factory Zone をプロデュースします。このエリアでは各社機材の連携によるスマートファクトリーの実演に加えて、計40のセミナーが開催されます。なお、メンバーはキヤノン、FFGS、グーフHPホリゾンJ Spiritsコニカミノルタリコースクリーンです。

ハイデルベルグ・ジャパンは、drupa2016で初公開されたB1枚葉インクジェット機 Primefire 106 を紹介します。その際、特設シアターでVR技術を使って製品を紹介する「Primefireスーパージャーニー」を実施するなど、Primefireの世界を体験する展示となります。

また、出展各社が開催するセミナーは、例えば「小学館が美術書印刷に選んだ新デジタルクオリティー」(コニカミノルタ)や「ーケターからみた、印刷メディアの魅力」(Smart Factory Zone)など、顧客体験価値を高める印刷サービスのヒントが得られるものが目に付きます。

今年2月に開催された page2018では「デジタル印刷機の多色化」「広い色域・色の安定性」「デジタル印刷機の用紙対応性「デジタル加飾」が話題になりました。今回のIGASでは、それらを「顧客体験価値に落とし込む」提案が行われることが期待されます。

IGASでは、AI, IoT, MA といった新しいテクノロジーやインクジェット機, デジタル加飾機, カメラ・センサーを搭載した検査機といったすごいスペックの新しい機材など、たくさんの目新しいものが紹介されます。個人的には「ブロックチェーン」ベースの機材も出ていて欲しいのですが、それはdrupa2020のお楽しみかもしれません。

印刷会社がそれらを導入・活用して売上・利益を伸ばすためには、スペックの高さや目新しさに惑わされず(笑)、「Smart Factory」「協業」「顧客体験価値」といった売上・利益増大につながるキーワードを意識しながら、あなたの会社の戦略にあったものをしっかり選ぶことが大切です。ぜひ、IGASでさらなる成長のきっかけをつかみましょう!

ところで、drupa2016 前後に書いた Smart Factory 関連記事はこちらになります。当時、「smart drupa」なんて言っていたのは私だけだったような(笑)。ご参考までに:

スマート工場はdrupa2020でどう進化するか?

『スマート作業着』開発パートナー絶賛募集中!

drupa2016に向けて:スマートワークフローでスマート印刷工場を!

drupa2016に向けて:『スマートdrupa』へようこそ!


追記:IGASに出展された最新の印刷機材・資材を分野別にまとめた「IGAS2018速報!まとめ(最終版)」を書きました!こちらもあわせてお読みください (^ ^)(2018年8月6日)


2018年5月9日水曜日

BL注目のトピック@Japan IT Week 春 2018

本日(5月9日) から11日までの3日間、Japan IT Week 春 2018 が開催されています(会場:東京ビッグサイト)。私も早速行ってきました!当初は3〜4時間くらいでサッと回って帰ろうと思っていたのですが、次々と面白い展示と出会って結局6時間くらい会場にいました(笑)。それでも回り切れませんでしたが (^ ^;

一体、どんなお話をお伺いしたのか?自分の反省がてら、会場で注目したトピックを以下にざっと並べてみました(順不同)。これだけいろんなお話を聞けば時間もなくなりますよね(笑):


「印刷と関係なさそうなトピックばかり・・・」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、私の中では儲かる印刷サービス(!)とかスマート印刷工場とかに密接に関係しています。では、どんな関係があるのでしょう?ご興味のある方はご連絡いただければと思います。ぜひ、一緒に新しい領域を切り拓きましょう!印刷サービスの可能性、まだまだ大きそうです (^ ^)

2018年1月26日金曜日

2018年 印刷業界『7つのキーワード』

1月12日開催のセミナー「印刷居酒屋」(!?)で「2018年 印刷市場7つのキーワード」を発表しました。それを(ほんの少しですが)バージョンアップしたのがこちらになります:
  1. MAからCXMへ:
    • MA:マーケティングオートメーション
    • CXM:カスタマーエクスペリエンスマネジメント
  2. 見える化・自動化・省力化
  3. Data Driven
  4. API連携
  5. シェアリング/ソーシャル/コミュニティ
  6. IoT, AI
  7. 自社印刷物の魅力アップ:
    • 自社印刷物 = 印刷会社の印刷物


これらのキーワードはそれぞれが完結・独立しているのではなく、お互いに関連・連携し合っています。中でも中心的なものがあって、それは1つ目のキーワード「MAからCXMへ」です。そのほか6つのキーワードはすべて「CXM」のためだからです。なお、CXMとは以下のような取り組みのことになります:
  • 顧客体験価値を向上させる。
  • より良い顧客体験を提供する。
  • 人間的な温かみや親しみ易さを感じてもらう、など


来月開催される印刷メディアの総合イベント page2018(会期:2月7日~9日)や今夏開催の国際印刷機材展 IGAS2018でも、こうしたキーワードを意識して出展内容を分析することで、あなたの会社の今後の展開についてさまざまな可能性が見えてくるでしょう。

これら「7つのキーワード」の詳細は、セミナーなどでご説明していきます。お近くで開催されるようなことがありましたら、ふるってご参加ください!もちろん、あなたの会社や団体のセミナーで講師としてお話させていただくのも大歓迎です (^ ^)

2018年1月1日月曜日

2017年掲載記事(雑誌編)

2017年もたくさんの記事を印刷業界誌に書かせていただきました。本当にありがとうございました。ご興味のある記事がありましたら、ぜひその号を入手してご確認ください (^ ^)

  • 連載記事:
    • コンバーテック(加工技術研究会)「刺さる印刷サービスの立ち上げ方 〜 2020年までに成長事業をつくる!〜
      • 1月号:マネタイズ力を高める
      • 2月号:KKD から Data Driven へ
      • 3月号:バックミラー型から先見型へ
      • 4月号:印刷サービスをソーシャル化する
      • 5月号:協業で仕事をつくる
      • 6月号:好きな写真をパッケージに印刷できるサービス:お菓子編
      • 7月号:市場データを活用する
      • 8月号:「顧客データを取得できる印刷物」を提供する
      • 9月号:ターゲティングDMの効果・効率を高める
      • 10月号:組み合わせてサービスを強くする
      • 11月号:「紙」以外のメディアに挑戦しよう!
      • 12月号:新しいサイネージを武器にしよう!
    • 印刷界(日本印刷新聞社)「成長へのアイデア帳」:
      • 1月号:印刷量増大と利益率向上の両立をめざす!
      • 2月号:コトとモノ(印刷物)を組み合わせる
      • 3月号:他業界と積極的に協業する
      • 4月号:デジタル後加工機を活用する
      • 5月号:宅配危機をチャンスに!
      • 6月号:デジタルサイネージの波に乗ろう!
      • 7月号:AIを味方にしよう!
      • 8月号:新型印刷通販サービス:SNS to Print
      • 9月号:「データという経営資源」を活用しよう(1)
      • 10月号:「データという経営資源」を活用しよう(2)
      • 11月号:新しいメディア(用紙、基材)を開発する
      • 12月号:シェアリングを味方にする(1)
  • 特集記事など:
    • DTP&印刷スーパーしくみ事典 2017(ボーンデジタル):
      • 最新トピックス 104「drupa2016に見る印刷機材最新動向」
    • 印刷界 11月号 特集「人気を集める印刷通販サイト」:
      • 印刷通販市場の最新トレンドと成功するための Next Steps 〜 儲かる印刷通販モデルをつくる方法 〜
    • プリテックステージ(ニュープリンティング)11月号 印刷通販特集 2017:
      • 巻頭インタビュー Webの進化と共に変化する印刷通販サービス「印刷の発注しやすさの追求と多様化するサービス」
    • 印刷界 10月号 特集「活用が広がるワイドフォーマットプリンター」:
      • サイン・ディスプレイ市場の最新動向 〜 サイン&ディスプレイショウ 2017 レポート 〜

2017年1月24日火曜日

【受賞のご報告】独立メディア塾から優秀賞をいただきました!

独立メディア塾に投稿した拙文が、第3回優秀賞(2017年)をいただきました!独立メディア塾は、君和田正夫塾長(元テレビ朝日会長)と関口宏氏(タレント)が設立・運営しているWebメディアです。今回対象となったのは「りんなとコルタナとホロレンズ 日本マイクロソフトde:code2016より」という記事です。ぜひ、お読みください (^ ^)

今回の受賞を励みに益々精進してまいりますので、引き続きのご指導ご鞭撻何卒よろしくお願いいたします。

なお、他の第3回優秀賞受賞記事・レポートもこちらから読むことができます。どれも読み応え・見応え十分です。また、第1回第2回の受賞記事も刺激的な力作ばかりです。ぜひ、合わせてお読みください!

2016年12月30日金曜日

スマート工場はdrupa2020でどう進化するのか?

drupa2016では、データをもとに自分で考える「スマート工場」も話題のひとつでした。自動化・省力化・スキルレス化が進んだ機材を組み合わせて各生産工程を最大限効率化し、さらにクラウドのデータをもとに工場全体の最適化を行う。そんな「夢の工場」がさまざまなブースで紹介されていました。

では、次回drupa(2020年開催)では、このスマート工場はどのように進化するのでしょうか。もちろん、さらなる生産工程の効率化は進むでしょう。ただ、それ以上の進化も十分に期待できます。

例えば、『紙媒体の適切な使い方を提案できる工場』への進化。印刷会社内には、クリエイティブや使用した用紙、コストなど、すでに生産した印刷物に関するさまざまなデータが蓄積されています。これらに顧客が持つ印刷物を活用したキャンペーンの成果など効果に関するデータを組み合わせることで、紙媒体の適切な使い方を予測・提案できるさらにスマートな工場に進化させることができます。この工場では、2016年のキーワードのひとつであるAI(人工知能)がフル活用されるでしょう。

あるいは、『職人と AI がお互いに刺激しあう工場』への進化。私は、AIは必ずしも職人を置き換えるものではないと考えています。むしろ、職人に刺激を与え、その技にさらに磨きをかけるための弟子のような役割を果たすことを期待しています。同時に、AIにとっても職人は精度を高めるための師匠となるでしょう。drupaでは、そんなスターウォーズのような(笑)職人とAIがお互いに刺激しあうスマートな工場の提案があるかもしれません。

『他社事例から学習できる工場』への進化も十分に考えられます。工場をさらにスマートにする方法のひとつに、他の印刷・加工会社のデータを活用することがあります。学習用データは多ければ多いほど、その効果は高くなりますから。また、他社データを活用することで、例えば自社設備の稼働ランキングもわかるようになるといったメリットもあります。ただ、お互いの工場訪問や協業に熱心な印刷業界ですから、もしかしたら、こうした他社事例から学習できるスマートな工場はdrupa前に登場するかもしれません。

他にも自社の『営業戦略を提案できる工場』『設備投資計画をアドバイスできる工場』『物流を最適化できる工場』『適切なセキュリティレベルを管理できる工場』など、さらなるスマート化の方向性としてさまざまなものが考えられます。drupaでは、どんな方向性への進化が提案されるのでしょう?今からとても楽しみです (^ ^)

2016年9月29日木曜日

『印刷 x AI 』だョ!全員集合

世間ではすっかりAI(人工知能)流行りですが、印刷の分野にAIを活用することで以下のような進化を実現できます:

  • 集客力の強化
  • 制作・生産工程のさらなる自動化・スキルレス化
  • マスカスタマイズ(一品大量生産)対応力の強化
  • 印刷サービスのグローバル展開
  • 経営のさらなる合理化、など

その際には、例えば以下のようなAIが活躍します:

  • AI Web Marketer for 印刷通販:
    • 自動的にバナー広告を制作・運用し、非常に効果的に集客してくれるAI。
  • AI Graphic Designer/ AI Editorial Designer:
    • 対話を通じて、期待通りあるいは期待以上の印刷物を自動的にデザインしてくれるAI。
  • AI Color Manager:
    • 異なる機種間はもちろん、複数の印刷会社間でも正確に色を管理してくれるAI。BCPにも活用可。
  • My DM:
    • AIを活用することで、受け取られた方が「これは私のDM!」と感じる効果の高いDMを提供するサービス。
  • AI Global Business Development Manager:
    • 印刷サービスを他言語展開・多文化展開してくれるAI。
  • AI 印刷設備投資アドバイザー:
    • 設備の稼働状況や営業活動状況をもとに、最適な印刷設備投資についてアドバイスしてくれるAI。

印刷以外の分野を見ても、AIの開発・活用は始まったばかりです。上記のようなAIやAIを活用したサービスもまだ取り組み始めたばかりで、どこまで実現できるか正直分かりません(笑)ただ、今から始めれば、誰よりも先にAIを武器にした新しい競争のルールを印刷市場に持ち込み、売上・利益を大きく伸ばせる可能性は十分にあります。

ブライター・レイターでは現在、AIで印刷市場にイノベーションを一緒に起こしたいやんちゃな(笑)パートナーを大募集しています!


あなたは、2020年までに成長事業を構築できるか?

これは、拙訳書「未来を創る」(JAGAT刊)の中で「おそらく本書で最も重要な質問」として挙げられているものです。『印刷 x AI 』は、2020年までに成長事業をつくる有力な方法のひとつだと考えています。

AIで印刷ビジネスを進化させたい印刷会社、そのためのシステムを提供したい印刷機材メーカー、印刷を愛するAIベンチャー企業など、2020年までに成長事業をつくりたい皆さまからのご連絡を心よりお待ちしております (^ ^)

2016年5月25日水曜日

drupa2016に向けて:その他注目の印刷・加工技術, Webサービスなど

「印刷の未来」に触れることができるのも、drupaの面白さのひとつです。
例えば、今回のdrupaでは新しい印刷物や印刷サービスを可能にする、以下のような最先端の印刷・加工技術を見ることができそうです(というか、見たいです(笑)):


また、会場では以下のようなWebサービスに関する展示も探してみます。これらと印刷(あるいはコミュニケーション)を組み合わせることで、新しくて刺激的なサービスを開発できそうだからです:

  • 機械学習
  • 深層学習(ディープラーニング)
  • 認知技術(画像認識, 音声認識, 自然言語認識, など)
  • AI(人工知能)
  • IoT/ Industrie 4.0
  • Bot、など

私はここ1年〜2年くらい、セミナーで「近い将来、テンプレートベースの印刷通販は無くなって、対話を通じてデザインする印刷通販が主流になる」というお話をしています。上記のようなWebサービスを使うことで、「対話ベースの印刷通販サービス」は実現できそうな感じです。デザインのスキルも身に付けた女子高生AIりんなちゃんが、ステキな会話をしながらナイスな印刷物をデザインする、というイメージでしょうか(笑)

印刷の可能性を広げる新しい技術は、まだまだたくさんあります。広い会場には、印刷関連の展示会では普段見かけないような最新技術が展示されているかもしれません。ぜひ、小さなブースにも目を光らせながら、新しいサービスのネタを探しましょう!

2016年5月20日金曜日

『スマート作業着』開発パートナー絶賛募集中!

国際印刷機材展 drupa2016 開催まで残り約10日となりました。
drupaに限らず、「Industrie 4.0(インダストリー4.0)」や「スマート工場(考える工場)」という言葉を見たり聞いたり読んだりする機会は増えています。このような流れに乗って工場がスマートになっていく中、工場を管理する方や工場で働く方はどのように「スマート」になれば良いのでしょうか。

そこで、ブライター・レイターでは、工場スタッフの体型も含めた(!)スマート化を実現する「スマート作業着」の開発に取り組みたいと考えています。そして、開発に当たっては、以下のような最新テクノロジーの知見を持つ皆さまのご協力を必要としています:

  • パワードスーツ
  • HoloLens のような没入しない VR
  • AI(人工知能)
  • スマートヘルスケア/ HealthTech
  • MarTech (Marketing Technology)
  • FinTech、など

スマート作業着を使うことで、会社の社長や工場のスタッフは以下のようなメリットを得ることができます:

  • 年齢・性別・話せる言語・経験を問わず即戦力になる!
    • 工場の地方展開・グローバル展開が容易になる!
  • どんどん健康になれる!
    • 体型も(健康的に)スマートになる!
  • ミス・ロスがなくなる!
  • 作業効率が高まる!
  • 工場の稼働率が高まる!
  • 工場そのものがどんどんスマートになる!
  • 会社全体がスマートになる!、など

このスマート作業着、モジュールを変えたりすることで、工場以外にも以下のような「現場」での活用を想定しています:

  • 農作業
  • 福祉・介護
  • 医療
  • 教育
  • 工事・建設、など

多分に妄想混入率(笑)が高いお話しですが、せっかくの新しいプロジェクトなので大きなスケールで考えたいと思っています。市場規模も大きいように想像できますし。とても刺激的で面白いプロジェクトになること請け合いです (^ ^)

このプロジェクトにご興味をお持ちくださった方、お気軽にお問い合わせください。特に、資金提供のお申し出は大歓迎です(笑)。来年とか再来年の South by Southwest などで試作品をご紹介できたら面白いですね。

腕に覚えのある皆さま、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします!

2015年7月12日日曜日

drupa大胆予測 (3) :drupa 2016 は『IoP drupa』『AI drupa』『UX drupa』かも!?

気がつけば drupa 2016 まで残り約1年となりました。昨年7月に大胆予測(1)、また8月に大胆予測(2)を発表して以来少々間が空いてしまいましたが、本稿ではその第3弾を発表します!今回も大胆予測(2)と同様に、印刷業界の外でのトレンドを基にした予測になります。

さて、drupaの魅力のひとつに「少し未来」を見据えた展示が行われることがあります。もちろん、「印刷会社がすぐに導入・差別化できる最新機材・資材」が数多く発表されるのですが、同時に「実用化は数年後」というコンセプトモデルも様々な出展企業から提案されます。

では、drupa 2016 で数年後の実現を目指して提案されるテーマにはどのようなものがあるのでしょう?ブライター・レイターは、以下のキーワードに注目しています:

  • IoT(モノのインターネット, Internet of Things)
  • AI/ ML(人工知能 Artificial Intelligence/ 機械学習 Machine Learning)
  • UX(顧客体験, User Experience)

1)IoP drupa(IoP = IoT × 印刷):
IoTは、国内では今のところ「次世代型リモート監視/コントロール」という位置付けでの取り組みが中心です。これは、工場やオフィス、自動販売機などで行われているリモート監視/コントロールをIoTという新しい文脈/技術で進化させようというものです。また、海外では自動車や健康など、より個人の生活という分野での IoT活用が注目されています。

ブライター・レイターは、drupa 2016では『印刷物のインターネット(IoP, Internet of Prints)= IoT × 印刷』が大きな注目を集めると考えます。特に技術という点では、大胆予測(2)でご紹介した「ペーパーエレクトロニクス」も、IoP の流れの中でプロトタイプや開発・活用のロードマップが示されると思われます。


2)AI drupa:
ここ1年で急速に進化した技術の中に、ML(機械学習)やAI(人工知能)があります。MLは、グーグルやアマゾン、マイクロソフトなどがクラウドサービスとして提供し始め、AIについてもIBMのワトソンやソフトバンクのペッパーなど、日々のニュースで耳にすることが増えています。

以前、MarTechの記事でもご紹介しましたように、MLやAIはマーケティングの分野でも少しづつ利用され始めています。drupa 2016でも、AI/ MLを活用したマーケティングソリューションが様々な出展企業から提案されると考えられます。

あわせて、AI/ MLを実装した次世代ワークローも注目を集めることになるでしょう。ワークフローはAI/ MLによって、さらに効率性を高めることができます。また、マーケティングプラットフォームとの融合を進めることができ、その結果、提案力を高める武器としての一面を強化することもできるようになります。


3)UX drupa:
最近のマーケティング分野の重要なキーワードに、UX(顧客体験, User Experience)があります。実際に手に触れることができる印刷物は、インターネットサービスとは異なるUXを提供できます。drupa 2016では、『素晴らしいUXを提供する印刷物をつくろう!』という提案が、特にマーケティング志向の提案を意識している出展企業を中心に行われることが見込まれます。

マーケティング視点から見ると、先に挙げたIoPやAI/ MLも、UXを高めるための手段です。『最新技術』を打ち出すか、それとも『最新技術の活用法』を前面に出すか。出展企業の立ち位置を確認するのも、drupa 2016での楽しみのひとつになりそうです。

2015年6月22日月曜日

Brighter Later Lab、始めます!

ブライター・レイターは、印刷の可能性を広げるための研究室 Brighter Later Lab(ブライター・レイター・ラボ)を始めます!研究室では、以下のようなテーマに関する特許の取得や実際のサービス化を進める計画です。ご興味をお持ちいただけた方は、ぜひお声がけください (^ ^) そして、今後も随時新しくて刺激的なテーマを追加していきます。ぜひ、新しい世界を一緒に切り拓きましょう!

  • Artificial Intelligence/ Machine Leaning ( x Sensors) x Printing
  • Energy Harvesting x Printing
  • Virtual Money x Printing
  • AdTech/ MarTech (Marketing Technology) x Printing
  • Near Field Communication x Printing
  • 予防医療・介護予防 x 印刷
  • 海外市場開拓 x 印刷, etc.