印刷物をもっと「つくる」「使う」「残す」ことを支援する、ブライター・レイターのブログです。

2025年1月6日月曜日

2025年は、『ガンガン印刷して、ガンガン稼ごう!』

明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

さて、経済産業省「生産動態統計」によれば、2020年〜2024年の4年間、印刷全体の国内生産金額(1月〜10月合計)は、ペーパーレス化の流れにも関わらず微増傾向にあります。その内訳を見ると、出版印刷(2024年)は13%減少(対2020年比)していますが、商業印刷は微増、包装印刷は15%と大きく増加しています。

ところで、昨年ドイツ・デュッセルドルフで開催された世界最大規模の国際印刷機材展 drupa2024 で伺えたトレンドの中に、「ガンガン印刷して、ガンガン稼ぐ!」というものがありました。もちろん、欧州でもペーパーレス化は進んでいて、人手不足や資材不足などを背景にコストも大幅に増加しています。にも関わらず、会場には「ガンガン印刷して、ガンガン稼ぐ!」ことを志向する来場者・出展社が少なからずいたことが、とても印象的でした。

ここで再び国内印刷市場に目を向けると、既存の仕事では苦戦しているものもありますが、「顧客・『顧客の顧客』のサステナビリティ向上を促進する印刷サービス」や「訪日外国人需要向け印刷サービス」、「(個人間EC(CtoC EC)を含む)ECを支援する印刷サービス」、「推し活関連市場」など、開拓し甲斐のあるサービス・市場もたくさん見えてきます。

ブライター・レイターとしても、『印刷市場の最新トレンド・新しい事業機会についての情報提供』や『既存印刷サービスのアップデート/新規印刷サービスの立ち上げ支援』などを通じて、印刷会社さまそして印刷業界全体のさらなる成長発展に積極的に貢献していきます。

2025年はぜひ、ガンガン印刷して、ガンガン稼ぎましょう!
改めて、本年も何卒よろしくお願いいたします!!