例えば、今回のdrupaでは新しい印刷物や印刷サービスを可能にする、以下のような最先端の印刷・加工技術を見ることができそうです(というか、見たいです(笑)):
- Additive Manufacturing(付加製造):
- みずほ銀行「Additive Manufacturingの最新動向」(PDF)
- 日経テクノロジー「Additive Manufacturing」
- 3Dプリンターの台頭で脚光浴びる、材料を足しながら造形する手法
- 曲面への印刷:
- 機能を追加できる印刷や加工技術:
- フレキシブルな基材に回路を印刷する技術:
- フレキシブルな基材:曲がったり伸びたり縮んだりする素材
- 大量生産向け技術
- 1点から生産可能/小ロット向け技術
- 印刷物+センサー・近距離無線通信技術:
- NFC, Bluetooth, WiFi, etc.
- 雑誌広告+近距離無線通信(ニベアの事例)
- NFC名刺(Paper+, moo.com)
- 印刷物+電池:
- 雑誌広告+太陽電池(Nivea Ad Solar Charger)、など
また、会場では以下のようなWebサービスに関する展示も探してみます。これらと印刷(あるいはコミュニケーション)を組み合わせることで、新しくて刺激的なサービスを開発できそうだからです:
私はここ1年〜2年くらい、セミナーで「近い将来、テンプレートベースの印刷通販は無くなって、対話を通じてデザインする印刷通販が主流になる」というお話をしています。上記のようなWebサービスを使うことで、「対話ベースの印刷通販サービス」は実現できそうな感じです。デザインのスキルも身に付けた女子高生AIりんなちゃんが、ステキな会話をしながらナイスな印刷物をデザインする、というイメージでしょうか(笑)
印刷の可能性を広げる新しい技術は、まだまだたくさんあります。広い会場には、印刷関連の展示会では普段見かけないような最新技術が展示されているかもしれません。ぜひ、小さなブースにも目を光らせながら、新しいサービスのネタを探しましょう!