そういえば、昨年のJAA広告賞特別賞は、アサヒビールが東京メトロ上野駅を桜尽くしにしたキャンペーンでした。これは、壁や柱はもちろん、天井や床、階段まで桜・桜・桜で埋め尽くされたとても華やかなものでした。
調べてみると、広告代理店の中には『フロア広告』というメニューを提供しているところも少なくありません。言ってみれば、秋競馬広告@京王線やアサヒビールのキャンペーン@東京メトロ上野駅は、このフロア広告を他広告メニューと組み合わせたものです。しかし、企画力でインパクトの大きなものとなっています。
ところで、最近FloorPosterというアイテムが日本でも紹介されるようになりました。これは簡単に言えば、印刷物を挟み込めるフロアマットです。これ単体でもとても面白い広告媒体ですが、ポスターや棚のPOP、シェルフレディパッケージ(SRP)、デジタルサイネージなどと組み合わせることで、例えば店頭ディスプレイのインパクトをさらに高めることができます。
あるいは、画像認識やAR(拡張現実)、デジタル印刷のような技術をFloorPosterと組み合わせることで、お客さまに新しい体験を提供することもできます。例えば、乗ると「奇跡の一枚」が撮れるフロアマットとか、その写真が印刷されたスマホケースなど「奇跡のグッズ」の提供とか、面白そうです。
フロア広告を絡めることで、リアルならではの立体的で効果的で話題性のあるマーケティング活動・販促活動を行いたい広告主の皆さま、あるいは店舗の魅力を高めたい小売店の皆さま、お気軽にお声がけください!