印刷物をもっと「つくる」「使う」「残す」ことを支援する、ブライター・レイターのブログです。

2012年4月18日水曜日

エスプレッソブックマシーンでオリジナルノートを作ってみました

三省堂神保町本店(東京)の店頭に設置されているエスプレッソブックマシーン(EBM)で、オリジナルノートを作成しました。2010年12月のサービス開始時に「世界昔ばなし(上)ヨーロッパ」を作って以来、久しぶりの利用です。この間、「自費出版サービス」や「オリジナルに編集した本」など、EBMを使ったサービスは進化を続けています。

EBMでオリジナルノートを作成するサービス「神保町えらべる帳(ノート)」も、今年の4月2日に始まったばかりのサービスです。以下のパーツを自由に選んで組み合せることで、オリジナルなノートを作ることができます:

  1. 表紙/裏表紙
  2. ノート用紙(40枚)
  3. リング
  4. 罫線
  5. ボタン留め・ゴム留め(オプション)
  6. 用紙の追加(20枚、オプション)
私は、用紙を2種類 x 20枚、罫線も各用紙で2種類 という組み合わせで作成しました。さらに、表紙に文字も入れていただけるということでしたので、「BRIGHTER LATER」と入れてみました。ちなみに、今回使った桜の形のボタンは、春限定だそうです。

オリジナルノートを作る際にEBMを使うのは、「用紙に罫線を印刷する」部分だけです。それ以外は、製本機などを使った手作業になります。また、パーツを選ぶ際には店員さんにご相談するため、買う側としては楽しみはありますが、お店側としてはあまり効率的なサービスではないかもしれません。

店頭では「10分〜15分で作れます」と表示されていますが、私の場合、組み合わせを選ぶのに10分くらいかかり、また少々手間の掛かるオーダーだったこともあって、作っていただくのに30分ほど掛かりました。

ただ、出来上がりは満足です。表紙の色目や風合い、そして桜のボタン、とても可愛らしい仕上がりとなりました。さらに、「サービスです」といって、和紙の遊び紙も入れて下さったのですが、これもまたイイ感じです。神保町に行かれた際には、是非皆さんもオリジナルノート作りに挑戦してください。とても楽しいですよ♪ちなみに、お値段はオプションの桜型ボタンも含めて1,200円(税込)でした。

なお、こちらのノートは来月ドイツ・ドュッセルドルフで開催されますdrupaの会場にも持って行って取材で使用する予定です。会場では、海外の記者や出展社の方々にもお見せしたいと思います。どのような感想をいただけるか、とても楽しみです。