印刷物をもっと「つくる」「使う」「残す」ことを支援する、ブライター・レイターのブログです。

2015年4月1日水曜日

MarTech Conference 2015 Day 1:カルチャーショックを受けました編

2015年3月31日・4月1日の2日間、米国・サンフランシスコでマーケティングテクノロジーのイベントMarTech Conference 2015が開催されています。MarTechとは、本日(Day 1:初日)の講演内容によれば、「最新のテクノロジーとマーケティングの両方を理解した上で使いこなすこと」「CIOとCMOの間をつなぐことが役割・責任」といった感じで定義されるようです。

私はマーケティングを専門としており、日本でネットが普及した2000年〜2007年にエリクソン・ジャパンやエキサイトといった企業で働いていて、印刷以外にもゲームやモバイルインターネット関連の海外の展示会やイベントに参加したことがあるのですが、今回のMarTechではこれまで感じたことのないカルチャーショックを受けています。例えば、以下のようなことです:

  • マーケティングとテクノロジーの両方を理解した上で使いこなせる人達が、こんなにたくさん(主催者発表で今回の参加者は1000人以上)いること。
  • 人工知能や機械学習といった最新のテクノロジーが、企業規模の大小に関わらず普通にマーケティングで活用されていること。
  • 来場者・出展社とも、普通に中長期的な視点からの「あるべき姿」とか「ビジョン」を持っていて、その実現に向けた取り組みを進めていること(M&Aを含む)。
  • モノすごいアイデアや技術などを持つ起業家やエンジェル(投資家)に加えて、MarTechを積極的に導入・活用している企業のご担当者と普通に話ができること、など

一言でいうと、「普通のレベルが高すぎる」という感じでしょうか(笑)。でも、こんなに高い「普通」のレベルに触れられるイベントはなかなか無いので、明日(Day 2)も存分に楽しんできます (^ ^)