印刷物をもっと「つくる」「使う」「残す」ことを支援する、ブライター・レイターのブログです。

2011年7月4日月曜日

『色彩』による印刷サービス高付加価値化の可能性

6月29日、日本印刷会館(東京・中央区)で開催された『2011年度第1回ジーエーシティセミナー』に参加して参りました。テーマは『がんばろう日本!効率のよいものづくりについて考える ”正しい色管理の考え方”」。日本カラーデザイン研究所 シニアマネージャー 杉山朗子氏による基調講演『色彩のコミュニケーションパワー 〜お客さまの心をとらえる色〜」を含む5つのセッションが行われた盛り沢山の内容でした。

杉山氏からは、男女・年齢層・ライフステージなどによって好む色が異なるため、ターゲット層に合わせた色を使うことがマーケティングに成功するポイントだというお話しがありました。特に、「買い物意識クラスターとデザインクラスターが重なり始めたのが最近の特徴」というお話しは大変興味深いものでした。詳細は杉山氏のセミナーにご参加いただいてご確認いただければと思いますが、簡単にいえば、色によって消費者の購買意欲を高めることが比較的簡単になってきていることを意味しているそうです(私の誤解でしたらスミマセン・・・)。

印刷サービスの高付加価値化は、『色彩』という側面からもまだまだ進展させることが可能のようです。