印刷物をもっと「つくる」「使う」「残す」ことを支援する、ブライター・レイターのブログです。

2022年1月4日火曜日

2022年新春提言:印刷DXで『稼ぎ方』と『顧客との関係』を進化させよう!

明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願いいたします。

昨年は、印刷業界で「印刷DX」という言葉が広く使われるようになった年でした。「印刷DX」は、今年も引き続き国内印刷市場のキーワードのひとつになるでしょう。ところで、「印刷DX」とは何でしょうか?

ブライター・レイターは、印刷DXを「印刷会社がデジタル技術を活用して、『稼ぎ方』と『顧客との関係』を進化させること」と定義しています。『稼ぎ方』の進化には、例えば以下のような「売り方の進化」や「売りモノの進化」が含まれます:


<『稼ぎ方』の進化:売り方の進化>

  • 営業やマーケティングの24時間・365日対応:
    • 自社サイトやSNSのさらなる活用
    • パートナーのWebサイト/Webサービスとの連携、など
  • 課金方法の進化:
    • サブスク型印刷サービスの提供
    • ダイナミックプライシングの採用、など


<『稼ぎ方』の進化:売りモノの進化>

  • コミュニケーションの精度を高めるサービス
  • サステナブルな印刷サービス
  • 顧客の商材を販売するサービス
  • 商品やサービスの開発・リニューアルをスピードアップするサービス
  • 真作/正規品であることを証明するサービス
  • メタバース向けサービス、など


ところで、コロナ禍でリモート化・非対面化が進んだことを背景に、「Webを使って何かやりたい」と考える印刷物発注企業は増えています。また、SDGsへの注目が高まる中、「SDGsで何かやりたい」という企業も増えています。こうした状況は、印刷会社にとって大きなチャンスです。印刷DXを通じて、『顧客との関係』を進化させることができるからです。

多くの印刷会社が進めている「デジタル技術を使った見える化や自動化、効率化などの取り組み」も、『稼ぎ方』と『顧客との関係』の進化につなげることで、売上・利益をさらに大きく伸ばすことができます。

新型コロナウイルスの変異株が次々に現れる現状を見ると、2022年もコロナ禍の完全な収束を期待するのは難しそうです。しかし、印刷DXを通じて『稼ぎ方』と『顧客との関係』を進化させることで、コロナ禍にマケズ、印刷会社が売上・利益を伸ばすことは十分に可能です。

その際、ブライター・レイターでは以下のような「印刷DX実践ステップ」に取り組むことをオススメしています:


<ブライター・レイター流 印刷DX実践ステップ>

  • コロナ禍において、顧客が『成し遂げたい進化』を見つける。
  • 顧客の『成し遂げたい進化』を支援するように、自社の『稼ぎ方』を進化させる:
    • 稼ぎ方 = 売り方 x 売りモノ
  • 顧客の『成し遂げたい進化』への支援を通じて、『顧客との関係』も進化させる:
    • Webを活用して進化するためのパートナー
    • SDGsで進化するためのパートナー、など
  • 見える化や自動化、効率など化の取り組みも、『稼ぎ方』や『顧客との関係』の進化につなげる。


ブライター・レイターも印刷DXを支援するサービスを拡充させて、皆様の売上・利益増大に貢献する所存です。改めて、本年も何卒よろしくお願いいたします!