明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願いいたします。
昨年は、印刷業界で「印刷DX」という言葉が広く使われるようになった年でした。「印刷DX」は、今年も引き続き国内印刷市場のキーワードのひとつになるでしょう。ところで、「印刷DX」とは何でしょうか?
ブライター・レイターは、印刷DXを「印刷会社がデジタル技術を活用して、『稼ぎ方』と『顧客との関係』を進化させること」と定義しています。『稼ぎ方』の進化には、例えば以下のような「売り方の進化」や「売りモノの進化」が含まれます:
<『稼ぎ方』の進化:売り方の進化>
- 営業やマーケティングの24時間・365日対応:
- 自社サイトやSNSのさらなる活用
- パートナーのWebサイト/Webサービスとの連携、など
- 課金方法の進化:
- サブスク型印刷サービスの提供
- ダイナミックプライシングの採用、など
<『稼ぎ方』の進化:売りモノの進化>
- コミュニケーションの精度を高めるサービス
- サステナブルな印刷サービス
- 顧客の商材を販売するサービス
- 商品やサービスの開発・リニューアルをスピードアップするサービス
- 真作/正規品であることを証明するサービス
- メタバース向けサービス、など
ところで、コロナ禍でリモート化・非対面化が進んだことを背景に、「Webを使って何かやりたい」と考える印刷物発注企業は増えています。また、SDGsへの注目が高まる中、「SDGsで何かやりたい」という企業も増えています。こうした状況は、印刷会社にとって大きなチャンスです。印刷DXを通じて、『顧客との関係』を進化させることができるからです。
多くの印刷会社が進めている「デジタル技術を使った見える化や自動化、効率化などの取り組み」も、『稼ぎ方』と『顧客との関係』の進化につなげることで、売上・利益をさらに大きく伸ばすことができます。
新型コロナウイルスの変異株が次々に現れる現状を見ると、2022年もコロナ禍の完全な収束を期待するのは難しそうです。しかし、印刷DXを通じて『稼ぎ方』と『顧客との関係』を進化させることで、コロナ禍にマケズ、印刷会社が売上・利益を伸ばすことは十分に可能です。
その際、ブライター・レイターでは以下のような「印刷DX実践ステップ」に取り組むことをオススメしています:
<ブライター・レイター流 印刷DX実践ステップ>
- コロナ禍において、顧客が『成し遂げたい進化』を見つける。
- 顧客の『成し遂げたい進化』を支援するように、自社の『稼ぎ方』を進化させる:
- 稼ぎ方 = 売り方 x 売りモノ
- 顧客の『成し遂げたい進化』への支援を通じて、『顧客との関係』も進化させる:
- Webを活用して進化するためのパートナー
- SDGsで進化するためのパートナー、など
- 見える化や自動化、効率など化の取り組みも、『稼ぎ方』や『顧客との関係』の進化につなげる。
ブライター・レイターも印刷DXを支援するサービスを拡充させて、皆様の売上・利益増大に貢献する所存です。改めて、本年も何卒よろしくお願いいたします!