印刷サービスのサステナビリティ&価値向上を支援するブライター・レイター(東京都新宿区)は、ご希望の品質の『紙』を必要なタイミングで必要な量だけ生産する『小ロットオンデマンド製紙サービス』に参入することを発表しました。
日本製紙連合会によれば、2022年の紙・板紙の国内生産量は2,366万トン、また国内在庫量は189万トンでした。これは、在庫量が生産量の約1ヶ月分に当たることを示しています。環境省の(二酸化炭素など)温室効果ガスサプライチェーン排出量の考え方によれば、こうした在庫している用紙の保管・廃棄に関わる排出量も、印刷会社さまや印刷物発注企業さまに算定されます。
ブライター・レイターの『小ロットオンデマンド製紙サービス』は、紙・板紙の在庫量削減を通じて、印刷会社さま、印刷物発注企業さま、そして社会全体のサプライチェーン排出量削減に貢献いたします。
また、企業や自治体などの日々の営業活動・生産活動などの中でどうしても出てしまう廃棄予定物を混ぜた「アップサイクル用紙」の生産にも対応します。「アップサイクル用紙」の提供を通じて、企業や社会の直線型経済(リニアエコノミー)から循環型経済(サーキュラーエコノミー)への転換も支援します。
『小ロットオンデマンド製紙サービス』では、企業や商品のロゴや書名・著者名などを透かしで入れることも可能です。例えば、サンプルの写真は書名・著者名の透かし入り用紙を使ったシャルル・ボードレール「悪の華」です。ロゴや署名などの透かしが入った特別感のある印刷物を使うことで、大切なお客様により良い体験を提供することができます。
現在、サービスの仕様の詳細を詰めております。準備が出来次第サービス開始を正式に発表いたしますが、4月1日の発表ということで、実現されない可能性も多々あります。ご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。