今回は、『未来を破壊する』の内容をより深く理解する方法をご紹介したいと思います。お薦めなのは、「読書会」です。一人で深く読み込むのも良いと思いますが、多くの人と『未来を破壊する』の感想や疑問点などを共有することで、より深くて広い読み方が出来るようになると思います。
ハイデルベルグ・ジャパンでは、営業担当者約40名が夏の間にこの本を読まれ、内容について議論する「勉強会」を8月末に実施されたそうです。また、富士ゼロックス東京でも、早朝に開催されている勉強会でこの本を取り上げていただきました。
会社の垣根を越えた有志の読書会ではより幅広い視点での議論が行われることから、社内での読書会とはまた違った成果が出ると思います。私も先日、先日のブログでも触れましたが、こちらの読書会に参加させていただきました。この読書会では、印刷業界の方に加えてメディアプランナーやコンテンツプロデューサー、システムエンジニアなど様々なご参加者から鋭いごご意見をいただき、改めて本書についての理解を深めることができました。
読書の秋には是非、『未来を破壊する』をお読みいただければと思います。そして、この本についての「読書会」を開催してこの本についてのご理解を深めていただき、また「未来を破壊する」ための第一歩を踏み出す切っ掛けを得てください。
その際、「本の内容を説明してもらったり、内容についての質問に答えて欲しい」ということがありましたら、是非お声がけください。私は翻訳者なので著者の意図を十分にお伝えできるかは分かりませんが、皆さまとの意見交換・質疑応答や、現在の日本市場の状況を踏まえた読み方をご紹介することを通じて、皆さまが「未来を破壊する」お手伝いができればと思います。