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2011年3月29日火曜日

♪手をとりあって、このまま行こう、愛する人よ…

ユニバーサルミュージックから、今年で結成40周年を迎えるイギリスのロックバンド、クイーンのブライアン・メイ(ギター)とロジャー・テイラー(ドラム)のメッセージをお送りいただきました。


疲れ果てた長い眠りから目覚めて、テレビをつけてみると、日本の津波のひどい惨状が目に入りました。すぐに目に涙が溢れてきました。

ショックで、悲しく、そして非力さを感じました。この凄まじい悲劇によって、生活、家や家族が引きちぎられてしまった、すべての友人に愛とお悔やみのメッセージを届けたいと思います。
宮城、仙台、クイーンで1976年にツアーしたときのことは、私たちにとって、とても素晴らしい思い出です。
若い日本の人たちは、私たちをまっすぐ心に受け止めてくれました。私たちと日本のつながりは、とても強いものです。
我々を大きく動揺させた、非情な自然の災害に遭われた友人たちに、大きな哀悼の意を表します。
私と私の家族はあなた方に祈りと愛を送ります。あなた方がすぐに生活を建て直し、この災害をいつかは遠い過去の物にできるように願っています。

愛をこめて
ブライアン・メイ


私たちクイーンには、たくさんの素晴らしい日本の思い出があり、長年にわたる多くの大切な友人たちがいます。

だからこそ、今回みなさんが体験した、悲惨で恐ろしい災害を、胸を刺すような、非常に痛ましい思いで見ています。
私たちの思いは、常に日本のみなさんと共にあります。このような出来事が、人々の日常を襲ったという事実は想像を絶します。
多くのダメージや、失くしたものを忘れることはできなくとも、このひどい時期が、ほどなくして終わることを願っています。
この思いは言葉では到底伝えられません。

私たちの思いを、皆さんへ
ロジャー・テイラー


尚、本ブログのタイトルは、クイーンの曲「手をとりあって(原題:TEO TORRIATTE (Let Us Cling Together)」の一節になります。この曲は、1976年発売のアルバム『華麗なるレース』や3月25日に発売されたチャリティーアルバム『SONGS FOR JAPAN』に収録されています。この曲やメッセージで、少しでも被災地の方々が元気や勇気を持っていただければ幸いです。