印刷物をもっと「つくる」「使う」「残す」ことを支援する、ブライター・レイターのブログです。

2011年3月9日水曜日

Japan Shop 2011

昨日(3月8日)、東京ビッグサイトで開催中の Japan Shop 2011 に行ってきました。デジタル印刷関連では、UVインクを使ったインクジェット式印刷機の新製品が数多く展示されていました。各ブースでUVインクジェット機で想定されるジョブについてお伺いしたところ、メディア対応性が高く、また厚みのあるものに印刷出来るという特徴を活かして、これまでのジョブを置き換えるというよりも、新しいジョブを創出することに適しているということでした。特に、組み立て式家具や雑貨、文具などの表面に模様やイラストを印刷することで、商品の付加価値を高めるという提案が目に付きました。

今回発表・展示された製品には、卓上サイズの新製品やロシア製の低価格機などエントリーモデルも多く含まれています。消費者向けサービス(BtoC型ビジネス)に力を入れようとされている印刷会社、またBtoBtoC型ビジネスを強化しようとされている印刷会社にとって、印刷サービス力を高めるのに役立つツールです。

会場では、印刷会社が得意としている「視覚」上の効果に音楽と香りを加えることで、更に店舗や商業空間の演出効果を高めるというマーケティングサービス力向上の可能性を感じる展示や、3Dに関する展示など、印刷サービスの高付加価値化に役立つ展示が数多く見られました。Japan Shop に関する詳細は、3月末発行予定のブライター・レイター・ニュース第6号で取り上げる予定となっております。お楽しみに!