2023年7月24日週の1週間、新型コロナウイルスに感染して熱とノドの痛みと咳に悩まされながら寝て過ごしました。いわゆる「コロナ第9波」のビッグウェーブに、不本意ながら乗ってしまったようです。今回は、新型コロナに感染して分かったこと・驚いたことなどについて、自分用の備忘録的な意味も込めて、まとめておきたいと思います:
1)まだ『新型コロナ治療薬』はもらえず:
体調が悪いなと思ったのは7月23日(日、0日目)。早めに寝たのですが、頭痛はさらにひどくなり脈拍も早くなったので「これはコロナかインフルエンザかなぁ」と思い、翌日(7月24日)に近所の病院へ。検査していただいたところ、「新型コロナ陽性・インフルエンザ陰性」との結果が出ました(1日目)。
病院では、以下のお薬も一緒にいただきました。ノドの痛みを抑える&治療するお薬が多かったようです。残念ながら、新型コロナ治療薬は含まれず・・・コロナ治療薬をサクッと出していただくには、まだ時期が早すぎたようです:
- 葛根湯エキス顆粒(医療用)
- 小柴胡湯加桔梗石膏エキス顆粒(医療用):ノドの痛みを和らげる
- トランサミン錠:ノドの炎症を抑える
- ロキソニン錠:痛みや炎症を抑える&熱を下げる
- SPトローチ:ノドの感染を予防・治療
2)高熱が続いて辛かった・・・
今回、新型コロナに感染して辛かったことのひとつに、以下のように高熱が続いたことがありました:
- 0日目(23日)・1日目(24日)・2日目(25日):38度台
- 3日目(26日):37度台後半
- 4日目(27日):37度前後
- 5日目(28日):36度台
- 参考:平熱は35度台
インフルエンザなら、タミフルのような治療薬を飲めば熱は早めに下がります。しかし、今回いただいたお薬(葛根湯・ロキソニン)では熱がなかなか下がらなかったため、少々辛かったです・・・
ところで、今回の熱の出方は、「新型コロナワクチン」接種時に副反応で出た熱と同じように感じました。一気に高い熱が出て頭がすごく痛くなる、というか。この感覚もあって、「今回は新型コロナかも」と早い段階から予想できていたと思います。
発熱以外では、頭痛やノドの痛み、咳といった症状が中心でした。味覚や嗅覚にはあまり影響がなく、それはラッキーでした。そういえば、熱が高い時にはノドの痛みはあまり感じませんでしたが、熱が少し下がるとノドの痛みを猛烈に感じました。不思議です。
3)東京都の資料、マジ便利!ありがとう!!
今回、東京都が作成・配布した新型コロナに関する資料(A4 1枚)が本当に役に立ちましたまず、「発熱などの症状が出たら」面(表面)で、病院に行く前にすべきことが分かります。そして「コロナの陽性が判明したとき」面(裏面)で、コロナ療養中の注意事項や後遺症などについての情報が簡潔に分かりやすくまとめられています。
コロナでボーっとした頭でも理解できました。この資料のおかげで、治療に専念できたと思います。ありがとうございました!
4)市販の検査キットは参考程度で:
上記のように、(勝手にですけど)自分で「新型コロナかも」と思っていたこともあって、病院に行く前に(家族にドラッグストアで買ってきてもらった)検査キットで念入りに確認しました。
病院に行ったのは17時ごろでしたが、その前に3回(11時ごろ・14時ごろ・16時ごろ)検査キットを使いました。結果は、予想と違って3回とも「陰性」。そのため、「今回はインフルエンザかぁ、夏なのに珍しいなぁ」と思って病院に行ったら、「新型コロナ陽性・インフルエンザ陰性」との診断結果が。
私の使い方が悪かったのかもしれませんが、市販の検査キットの結果は参考程度にした方が良さそうです。
ちなみに、使った検査キットは以下の2種類:
* 検査スティックの先端部分をくわえて舌の上に置くタイプ(2回)
* 綿棒を使って口腔内から直接唾液を採取し、それをテストカセットに滴下するタイプ(1回)
思い返すと、これらの検査キットを使ったのは初めてで、検査のときに「うまく使えていないかも」という気がしていたような。やっぱり、私の使い方が悪かったのかもしれません・・・
まとめ:新型コロナとインフルエンザは『けっこう違った』
本日(8月1日, 9日目)時点で、おかげさまで体調はかなり落ち着きました。ただ、頭痛・倦怠感・しゃべると咳が出るといった症状はまだ少し残っています。しかしこれは、連日続く「危険な暑さ」も関係しているかもしれないので、なんとも言えません・・・
新型コロナが(季節性インフルエンザと同じ)5類に移行して以降、「新型コロナとインフルエンザは同じようなもの」というお話を耳にすることもたくさんありました。でも、今回かかってみて思ったのは、『けっこう違った』ということ。
新型コロナは『簡単に治療薬を出してもらえる』という状況にまだなっていないのが大きな差かと。今回、症状がちょっと重めだったこともあって、この差の大きさを痛感しました。
もちろん、この先コロナの治療薬がだんだん入手しやすくなっていくことと思います。しかしそれまでは、感染時の症状の軽重は予測できないこともありますので、できるだけ新型コロナには感染しないよう、まだまだ注意した方が良さそうです。